「自分はトリマーに向いているのだろうか」。専門学校に通っているときも、働き始めてからも、ふとそう考える瞬間があるかもしれません。
トリマーに向いているかどうかは、生まれつきの才能だけで決まるものではありません。この記事では、長く続けているトリマーに共通することと、「向いていないかも」と感じたときの考え方をまとめました。
トリマーに向いている人の7つの特徴
1. 動物の気持ちを想像できる
ワンちゃんは言葉を話せません。表情や体の動きから、「今は緊張している」「少し疲れてきた」と気づける人は、ワンちゃんにも飼い主様にも信頼されます。
2. 細かい作業を積み重ねられる
トリミングは、小さなハサミの動きの積み重ねです。こだわりを持って細部を整える作業を楽しめる人は、仕上がりもきれいになります。
3. 人と話すことも嫌いではない
トリマーの仕事は、動物だけでなく飼い主様とも向き合う仕事です。お話し上手である必要はありませんが、ご要望を聞き取り、わかりやすく伝えることを大切にできる人は向いています。
4. 学び続けることが楽しい
犬種ごとのカット、新しいスタイル、皮膚や被毛のケア。トリミングには、何年たっても学ぶことがあります。上達を実感することに喜びを感じられる人は、長く続けられます。
5. 落ち着いて対応できる
暴れてしまう子、怖がりな子にも、焦らず落ち着いて向き合うことが大切です。トリマーが落ち着いていると、ワンちゃんも安心します。
6. 安全への意識が高い
ハサミやドライヤーを扱う仕事なので、「急いでいても安全確認は省かない」という姿勢は、何より大切な資質です。
7. 仲間と協力できる
サロンの仕事はチームワークです。忙しいときに声をかけ合い、困っている仲間を助けられる人は、どの職場でも大切にされます。
「向いていないかも」と感じやすい場面
次のようなときに「向いていないのかも」と感じる方が多いようです。ただし、その多くは「今の環境」が原因であることも少なくありません。
| 感じやすい場面 | 本当の原因として考えられること |
|---|---|
| 時間内に仕上げられない | 頭数が多く、一頭にかけられる時間が少なすぎる |
| カットがなかなか上達しない | 教える仕組みや練習する時間がない |
| 飼い主様との会話がつらい | 売上ノルマがあり、「売り込み」を求められている |
| 職場に居づらい | 忙しさで余裕がなく、人間関係がぎくしゃくしている |
| 体がつらい | 休日や休憩が十分に取れていない |
「向いていない」と結論を出す前に、こうした環境の問題がないかを一度振り返ってみてください。
長く続けられるトリマーに共通すること
長く続けているトリマーには、本人の資質だけでなく、「自分に合う職場を選んでいる」という共通点があります。
- 無理のない頭数で、一頭ずつ向き合える
- 技術を学び続けられる環境がある
- 頑張りが給料や役割で評価される
- 休日をしっかり取れる
- 仲間と助け合える
つまり、「向いている人」は、「向いている環境」にいる人でもあるのです。
スキッピーが大切にしていること
所沢と東久留米でトリミングサロンを運営するスキッピーは、「トリマーを憧れの職業にする」ことを運営の目的のひとつに掲げています。そのために、共に働くスタッフに対して次のことを約束しています。
- 一人ひとりが個人として尊重され、受け入れられるお店をつくる
- 待遇は公正かつ適切にする
- 家族や友人と過ごす時間を確保できるように配慮する
- 提案や意見を自由に言えるお店にする
- 研修と昇進の機会を平等にする
| 大切にしていること | 取り組み |
|---|---|
| 一頭ずつ向き合う | 予約は4枠制で頭数制限あり。個室でのトリミング(所沢店) |
| 学び続ける | マニュアルと研修。技術セミナー費用・コンクール出場経費は全額補助 |
| 公正に評価する | 賞与は所属店舗の利益の50%を分配。指名料は全額支給 |
| 休む | 月に8日休み。有給の取得率100%(2025年実績) |
| 仲間と助け合う | 売上ノルマなし。スタッフ同士の仲が良く、仕事後にご飯へ行くことも |
※賞与・有給取得の実績は過去のもので、今後を保証するものではありません。
スキッピーが一緒に働きたいのは、「仲間と仲良く働きたい」「トリマーの仕事が好き」「腕を磨いていきたい」という思いを持った方です。今の技術の高さよりも、その思いを大切にしています。
まとめ:「向いているか」は、環境でも変わる
トリマーに向いている人には、動物への想像力、細かい作業へのこだわり、学び続ける姿勢といった共通点があります。そして、その力を伸ばせる環境にいることも同じくらい大切です。「向いていないかも」と感じたときは、環境を変えることも選択肢に入れてみてください。














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